JARL理事の皆さんには、次のような活動に取り組んでもらいたいです。
(1) 欧州CEPTの短期滞在者向け相互運用協定T/R 61-01への日本の参加(なんとか2020年までに実現させたい。)
(2) 技適機を使用する限り、指定事項の変更がない場合は、いちいち変更届提出を不要とし、友人の無線機を使用した運用などを認めてほしい。お互いに、無意味な事務処理が減るはず。先進諸国でこんなことをいまだにやらせているのは日本だけ。
(3) 現在では不要なはずなのにゾンビのように残ってしまっている、海外からの短期訪問者が社団局の運用をするために「アマチュア局の無線設備の操作のための登録証明書」を必要とする法律(平成5年6月16日 郵政省告示326号 最終改正 平成28年12月20日 総務省告示446号)を修正すること。個人局をゲストオペするなら無手続きなのに、社団局の時だけやたらと面倒な手続きをさせる法律が、うっかり生き残ってしまっているのでは?
(4) アマチュア局に限っては、移動する局と移動しない局の区別を廃止し、さらにたとえば100W機や200W機を移動時には50W以下に減力して運用することを認めてほしい。(1200MHz帯の10W免許が、常置場所以外での運用は1W以下、という特記で認可されているのと同じ手法で解決できるはず。)
(5) 移動運用の上限出力を現行の50Wから100Wに増力してほしい。(3アマから2アマになるモティベーションにつながる可能性大と思われる。)
(6) 3.5MHz帯や1.9MHz(1.8MHz)帯の割り当て周波数の、現在の歯抜け状態を一気にバンド拡大して解消してほしい。近隣アジア諸国も、すでにそうなっている。
(7) ITUですでに何年も前に決定し、諸外国ではとっくにアマチュアに割り当てられている5MHz帯の、早期割り当て。
(8) 144MHz帯/430MHz帯で、EME以外の普通の伝搬用にも最大出力をたとえば200W程度まで許可してほしい。1アマのみ、落成検査ありでも、まずはよいので。
(9) 希望するコールサイン(2x1や2x2も含む)の割当て有料実施。