2019年1月15日火曜日

国際間の相互運用協定の注意点


米国FCCアマチュア無線免許は、ボランティア試験官によって、資格試験が実施される。日本のアマチュア無線制度と異なり、米国の3つの資格(テクニシャン級、ゼネラル級、エキストラ級)をひとつずつ受験・合格してゆく必要がある。日本では、その気になれば4級も3級も2級もすっ飛ばして1級から受験できるのとは大きく異なる。

なお、半日程度のボランティア試験において、これら3つの級を一気に受験・合格することも可能だ。その場合でも、受験料金は1回分のUS$15で済んでしまう。日本の国家試験が天下り団体に、44950円、35200円、27462円、18962円とボッタクラレルのとはだいぶ異なる。

しかも、このボランティア試験や試験官は、国籍も開催国も問わない。日本でも、日本人ボランティア試験官により、日本各地で試験が実施されている。

ただ、資格取得者に注意してもらいたいのは、その米国免許をベースに欧州CEPT加盟国や、あるいは南北アメリカ大陸CITELInter-American Telecommunication Commission)加盟国なら、相互運用協定のもとで自由にアマチュア無線運用ができると勘違いしてはダメだ、ということである。

米国は、これら海外との相互運用協定が有効なのは、米国市民権を有する有資格者だけだとPublic Noticeで規定しているからだ。2016916日付けでアップデートされたDA 16-1048 は次のURLで読める。

南北アメリカ大陸CITEL加盟国間の相互運用協定IARPについては、次のURLを参照のこと。

これに対して、たとえば欧州CEPT側は、国籍にこだわったルールは明文化されておらず、国によって米国側の意向を尊重して、米国市民権がなければダメと言ってくるケースもあれば、CEPT側は気にしないと言ってくるケースもある。ただ、DXCCのことを考えたりすると、米国側の意向を無視するのは、たとえCEPT側が気にしないと言ってきたケースでも手放しでは喜べないかもしれない。

欧州CEPT側の相互運用協定には、短期滞在者向けに事前手続き等不要でF/JQ2GYUのようなスタイルで90日以内の運用を認めるT/R 61-01と、長期滞在者向けに加盟国のアマチュア無線資格を自国の資格に読み替えて無線局開設を認めるT/R 61-02のふたつがある。

前者が、いわばアマチュア無線「局」の相互運用を認める協定で、後者がアマチュア無線「従事者資格」の相互認証をする協定だ、と考えると理解しやすいかもしれない。

ちなみに、米国はCEPTでも前者の短期滞在向けT/R 61-01にのみ加盟しており、日本は1アマのみが対象だが長期滞在向けT/R 61-02にのみ加盟している。

日米間の相互運用協定が、ちょうどこの関係を物語っていて面白い。すなわち、日本のアマチュアが米国領内で運用する場合は、一切の事前手続きなしに、W6/JQ2GYU形式で運用できるが、米国のアマチュアが日本で運用する場合は、私達と同じように開局申請をして日本のコールサインを取得しなければならないのも、CEPTとの関係から眺めると、なるほどと理解できるのだ。

相互運用協定の話で、近年新しい話として、インターネット等を介して遠隔地の無線局を操作するリモート運用のスタイルに適用されるのか否か、という議論がある。

たとえば日本から米国内に設置された無線局をリモートで運用する際に、日本のアマチュア無線局しか有さない運用者は、日米間の相互運用協定に基づくW6/JQ2GYUスタイルで運用できるかというと、実はダメなのである。米国領内にある無線局を、米国外からリモート運用するのには、米国免許を有する必要がある、というルールになっているのだ。これは、米国QST20154月号のK1ZZからのアナウンスなどが参考になる。

このリモート運用のルールは、欧州CEPT側も同様の考え方だとのことだ。相互運用協定は、その国を「VISIT(訪問)」した人に対する協定であり、リモート運用は「VISIT(訪問)」していないから、適用されない、という見解だという。

以上のように、国際間のアマチュア無線相互運用協定には、意外と日本では知られていないことが結構あることに気付く。海外旅行先でアマチュア無線を楽しもうという方は、事前にかなり詳細に調査して行なうようにしたいものだ。

次のURLも併せてご覧いただければ幸いだ。

欧州CEPTと日本の相互運用協定の解説

日本の総務省が自国民に、海外資格を根拠に日本の無線局免許を与える理由

2018年11月27日火曜日

JARLに取り組んでもらいたい9つのテーマ

JARL理事の皆さんには、次のような活動に取り組んでもらいたいです。
(1) 欧州CEPTの短期滞在者向け相互運用協定T/R 61-01への日本の参加(なんとか2020年までに実現させたい。)
(2) 技適機を使用する限り、指定事項の変更がない場合は、いちいち変更届提出を不要とし、友人の無線機を使用した運用などを認めてほしい。お互いに、無意味な事務処理が減るはず。先進諸国でこんなことをいまだにやらせているのは日本だけ。
(3) 現在では不要なはずなのにゾンビのように残ってしまっている、海外からの短期訪問者が社団局の運用をするために「アマチュア局の無線設備の操作のための登録証明書」を必要とする法律(平成5年6月16日 郵政省告示326号 最終改正 平成28年12月20日 総務省告示446号)を修正すること。個人局をゲストオペするなら無手続きなのに、社団局の時だけやたらと面倒な手続きをさせる法律が、うっかり生き残ってしまっているのでは?
(4) アマチュア局に限っては、移動する局と移動しない局の区別を廃止し、さらにたとえば100W機や200W機を移動時には50W以下に減力して運用することを認めてほしい。(1200MHz帯の10W免許が、常置場所以外での運用は1W以下、という特記で認可されているのと同じ手法で解決できるはず。)
(5) 移動運用の上限出力を現行の50Wから100Wに増力してほしい。(3アマから2アマになるモティベーションにつながる可能性大と思われる。)
(6) 3.5MHz帯や1.9MHz(1.8MHz)帯の割り当て周波数の、現在の歯抜け状態を一気にバンド拡大して解消してほしい。近隣アジア諸国も、すでにそうなっている。
(7) ITUですでに何年も前に決定し、諸外国ではとっくにアマチュアに割り当てられている5MHz帯の、早期割り当て。
(8) 144MHz帯/430MHz帯で、EME以外の普通の伝搬用にも最大出力をたとえば200W程度まで許可してほしい。1アマのみ、落成検査ありでも、まずはよいので。

(9) 希望するコールサイン(2x1や2x2も含む)の割当て有料実施。

2018年6月20日水曜日

WaveSplitter at INTEROP TOKYO 2018

WaveSplitter JAPAN at INTEROP TOKYO 2018


An overhead view of Hall 5

Front

Reception

Video Signage

Product display at ShowNet

Conference "White Box Innovation"

Morikawa-san as a presenter at the conference

2018年4月3日火曜日


LoTWCQ WAZアワードの
サポートを開始

ARRLニュース 2018年4月2日

許可を得て翻訳転載/(C)ARRL



ARRLと米国CQマガジン社は、LoTW Logbook of The World)によるCQ WAZ (Worked All Zones) アワードのサポートが開始されたと発表しました。CQARRLは共同声明で、「昨年から進行中のこのプロジェクトの目標は、アマチュア無線家がLoTWでコンファームされた交信をWAZクレジットのためにサブミットできるようにするための適切な技術サポート体制を作ることでした。そして、それが達成されたのです。」と述べました。LoTWは既にCQマガジン社のWPXアワードプログラムをサポートしています。

CQマガジン社のエディターRich Moseson氏(W2VU)は、次のように述べています。「CQマガジン社のWAZアワードプログラムの参加者が、アワードのクレジットのためにLoTWのコンファメーションを利用できるようになることを非常に嬉しく思っています。CQ WPXアワードに既に参加している方々は、このことが非常に有益であることがおわかりでしょう。さらに、WAZアワードとその多くのバリエーションを追いかけている方々にとっても、同様に役立つことと確信しています。」

ARRLのファーストバイスプレジデントGreg WidinKOGW)もこれに同意して、次のように述べています。「LoTWのユーザーは、LoTWQSLを使用してWAZアワードを申請したいと、私たちに要望をしてきました。そして今や、WAZクレジットのために、LoTWでコンファームされた交信を選択することができるようになったのです。」

WAZアワードプログラムをLoTWで利用できるようにするためのベータテストは、201712月中旬から実施され、LoTWテクニカルサポートチームは、テスターが明らかにした実装上の問題に対処しました。ベータテスターからのフィードバックによって、ドキュメントも改善されました。

LoTWユーザー各々に、WAZアカウントが追加されました。なお、LoTW上でWAZアワードのクレジットを行なう場合、LoTWの標準クレジット費用と、別途CQマガジン社のアワード料金も課金されます。

LoTW - アマチュア無線の交信をコンファームするための、ARRLの電子コンファメーションシステム 交信をしたアマチュア無線局双方が、ログをシステムにアップロードし、ログ間の一致が確認されると、コンファメーションが提供されます。 CQマガジン社のWPXアワードプログラムは、2012年からLoTW上でサポートされています。

2018年2月11日日曜日

モービルDXCCアワードが制定されました。
ARRLニュース 2018年2月9日
許可を得て翻訳転載/(C)ARRL 

モービルDXCCアワード

このアワードは、車両から移動可能な条件の電源とアンテナのみを使用して、少なくとも100以上のDXCCエンティティと交信することが条件です。移動局とモービル運用の定義は次項で示します。過去のいずれの時期の交信であってもカウントされますが、交信証(Q​​SLカードまたはLoTW)が必要です。しかしながら、申請時にそれらを提出する必要はありません。提出されたQSOに関して疑義が生じるなどした場合、ARRLは交信証の提示を求めることがあります。モービルDXCCは一回限りのアワードであり、エンドースはできません。本アワードを得るためにARRLメンバーである必要はありません。

移動局とモービル運用の定義

このアワード取得に適したモービルQSOは、まず合法局であること、そしてQSOの前や後、あるいはQSO中に移動することができ、商用電源や他の外部電源を用いることなく無線設備にすべての電力を供給できる陸上を自走可能な車両において、その同一車両にマウントされた、あるいは直接取り付けられた、常に車両と一緒に移動するアンテナを用いて行なわれた交信と定義されます。さらに、DXエンティティとの間のQSOは、移動局のみを使用して独力で行なわれる必要があります。 リモート無線局やレピータ、あるいはインターネットを介した局やシステムを使用することは認められません。停止しているときにのみ使用できるような、たとえばダイポールや八木などのアンテナを使用してのQSOは、ポータブル運用かもしれませんが、ここではモービルとは定義しません。
このアワードを得るための移動局は、運用場所のエンティティにおける合法出力の遵守が求められます。このアワードは、エアーモービルや海上移動からの運用は対象外です。

申請方法

モービルDXCCを申請するには、交信相手のコールサイン、エンティティ名、交信日のリストを提出してください。QSLカードは送付しないで下さい。あわせて、リストに記されたすべての交信が、上記のような陸上移動局から行なわれたとする署名付き宣言書も提出しなければなりません。
上記交信リストに加えて、米国宛の場合はUS$16、米国外宛の場合はUS$18を小切手、あるいは郵便為替で同封して下さい。(翻訳者注:原文にはこのように記されていますが、申請書にはクレジットカード番号と有効期限を記す欄があるため、クレジットカードを使用した支払いも可能なように思われます。)また、郵送宛先住所と、アワードに記されることを希望するあなたの名前を忘れずに記して下さい。申請書類は次の宛先に送付して下さい。

Mobile DXCC, ARRL,
225 Main Street, Newington, CT 06111, USA

ダウンロード

2017年12月21日木曜日

「YOTA-JAPAN」が発足

若いアマチュア無線家の育成を目指す「YOTA-JAPAN」が発足
    ~アップルの創業者も「アマチュア無線が原点」、
遊びから未来のテクノロジー革命の担い手を~    


【趣旨】
現代の若者をアマチュア無線へ誘い、またアマチュア無線の新しい楽しさ・価値を発見・発信するため、国際アマチュア無線連合(IARU)第一地域(欧州・アフリカ・中東地域)と協力し、IARU第三地域である日本における健全で楽しい若手アマチュア無線家のコミュニティ作りを進めます。

【概要】
このたび、日本の10代・20代アマチュア無線家3名(JR2KHB 須田 璃久 21歳、JE1XUZ 加藤 聖也 25歳、JL8WVH 橋本 柊 19歳)が中心となり、IARU第一地域における若者育成に関する公式プロジェクト「YOTA (Youngsters On The Air)」の理念に賛同し、日本において新しい若手アマチュア無線家を迎え入れ、また健全な若手アマチュア無線家を育成・支援するためのコミュニティ「YOTA-JAPAN」を発足させました
YOTA-JAPAN」では、概ね15歳~25歳までを対象とし、特定分野や既存の枠組みに固執することなく、アマチュア無線の多岐にわたる活動を体験する機会を創出します。エレクトロニクスを中心とした科学技術に関する知識・関心を深めると同時に、アマチュア無線の特質である国際交流を通じて、現代に必要な異文化・多文化社会への理解を育むことのできるコミュニティ作りを目指します。また、現代のアマチュア無線が持つ新たな価値を発見、創造し、それらを発信することで、アマチュア無線界を活性化することを目標とします。

【背景】
スマホiPhoneなどで世界を席巻する企業となった米アップルの創業者、二人のスティーブのうちの一人であるスティーブ・ウォズニアック氏は、今年春のインタビューで「アマチュア無線がアップルのエンジニアリングの原点だった」と語っています[1]。インタビューの冒頭から、1年間勉強してアマチュア無線免許を取ったこと、自分で組み立てた送受信機が動いたときの感動、エレクトロニクス工作を駆使したいたずらの数々――、などがアップル創業につながったのだと振り返っています。
アマチュア無線は、単なる「趣味としての無線通信」にとどまらず、未来のテクノロジー革命の担い手を育てる遊びでもあるのです。

YOTAYOTA-JAPAN
 YOTA(Youngsters On The Air)は、IARU第一地域の主催する、26歳未満の若者を対象とした若手育成プロジェクトです。
毎年、各国のアマチュア無線連盟持ち回りで世界大会が開催され、教育の専門家によって開発されたカリキュラムにより、海外交信や無線通信競技をはじめ、電波発信源の方向探査競技、デジタル通信や衛星通信技術の伝授、トランシーバーキットの組み立てなど、アマチュア無線に関するあらゆる要素を、7日間で出来るだけ数多く体験します。2017年はイギリスで開催され、第三地域からの招待国である日本を含む合計27カ国から80名が参加しました。2018年は南アフリカ共和国での開催が予定されています。
YOTAでは、参加者とさほど歳の離れていない若者がリーダーとして指導にあたり、若者が企画運営の中心となるなど、「若者が,若者の視点で,若者を育てる」ことが成功の鍵であると考えています。また、今の若者の考えや興味の対象など、「若者の生の声」にしっかりと耳を傾けることを重要視しています。
(参考:Youngsters On The Air. Website http://www.ham-yota.com/
 このYOTAの理念に賛同し、日本においての健全な若手アマチュア無線家を育成・支援するためのコミュニティが「YOTA-JAPAN」です。

【今後の活動予定】
2018年のYOTA-JAPANの活動として、次のようなプログラム・企画を検討・準備しています。
l  YCP (Youth Contesting Program)
多様なアマチュア無線の活動の中で、コンテストと呼ばれる無線通信競技には、特に多くの若手が傾注しています。YOTAでは、そのことを踏まえ、大型のアマチュア無線設備のある場所に若手を招待し、貴重な環境と良い仲間と共に無線通信競技を楽しんでもらう、「YCP (Youth Contesting Program)」という取り組みを続けています。
YOTA-JAPANでは、日本国内におけるYCPを、2018年度前半を目処に実現するべく、特に力を入れて準備を進めています。
2017年末には、高校生数名をそうした設備のひとつに招待し、YCPモデルケースを兼ねた無線運用会を予定しています。
l  Maker Faire等、各地で開催される青少年向けイベントに出展
Maker Faireは、科学技術からクラフトアート、農業まで、幅広い分野のDIYの展示発表会です。世界各地で開催されており、中でも最大級の規模を誇るWorld Maker Faire New Yorkは、950組の出展者と95千人もの来場者を迎え[2]2017年には、米国のアマチュア無線連盟ARRL (American Radio Relay League) をはじめとしたアマチュア無線関連団体も出展しています。東京でも、毎年夏、東京ビッグサイトを会場に「Maker Faire Tokyo」(主催:(株)オライリー・ジャパン)が開催されています。2016年には約400組の出展者、約18,000人の来場者が参加しました[3]
そこでYOTA-JAPANでは、テクノロジーに興味を持つ若手にアマチュア無線をPRするため、2018年のMaker Faire Tokyo等、各地で開催される青少年向けイベントへの出展を検討しています。
l  December YOTA Month
YOTAでは、毎年12月を「December YOTA Month」と称し、26歳未満の若手アマチュア無線家の無線運用機会の増加を促すとともに、コールサイン(無線局の識別ID)の一部に「YOTA」を使った特別局による無線運用を行い、世界中にYOTAの周知・理解を図っています。
201812月には、YOTA-JAPANでも、「YOTA」の文字列を含む特別なコールサインを取得し、December YOTA Monthへの日本からの参加、ならびに国内向けの催しの企画を検討しています。

【発起人と連絡先】
JR2KHB 須田 璃久(埼玉県さいたま市) : 問い合わせ先 jr2khb@jarl.com
JE1XUZ 加藤 聖也(埼玉県さいたま市)            JL8WVH 橋本 柊(宮崎県宮崎市)

【アドバイザー】
JE1CKA      熊谷(埼玉県飯能市)                        JE1KUC      深山(Webサイト協力)
JI1AVY       
小口(千葉県匝瑳市)                        JR1AIB        井上(山梨県笛吹市)
JF2CRP      
大島(愛知県岡崎市)                        JQ2GYU      櫻井(静岡県裾野市)
JR2SCJ       
原田(静岡県富士市)                        JH3PRR       北川(兵庫県神戸市)
JN4MMO    
山北(岡山県美作市)                        JF6DEA       木下(福岡県福岡市)
JH7IMX      
脇山(宮城県仙台市)                        JN7FAH      中島(山形県米沢市)
ex JH0NZN 
菅沼(宮城県仙台市)

YOTA-JAPAN Webサイト】

2017年9月23日土曜日

ミニマルチHB24-28DX

2016年1月に、22mHクランクアップタワーの方に載せていたHB102DX(28MHz用フルサイズ2エレHB9CV)を、HB24-28DX(24/28MHz用2エレHB9CV)にリプレースした。
(下は18MHz用フルサイズ5エレ八木。上は7/10MHz用2エレ八木。)

早速、MMANAにアンテナのパラメータを入力して、シミュレーションしてみた。

シミュレーションで得た24MHz帯と28MHz帯のSWRは、それぞれ次のようになった。


いくらなんでも28MHz帯の特性が良すぎて、フルサイズHB9CVのHB102DXより広帯域になっているのは、何かの間違いではないかと、実測してみた結果が次の通り。

低SWR値の帯域が広いことが、アンテナの性能が高いこととは同義ではなく、利得などの性能は犠牲になっているのだろうが、この特性はCWからSSBまで使いやすい。

以前のHB102DXのSWR特性は、MMANAでシミュレーションした下の図と、概ね実測値も同じだった。狭帯域の分だけ、アンテナとしての高性能だったのだろう。