LoTWがCQ WAZアワードの
サポートを開始
ARRLニュース 2018年4月2日
許可を得て翻訳転載/(C)ARRL
ARRLと米国CQマガジン社は、LoTW (Logbook of The World)によるCQ WAZ (Worked All Zones) アワードのサポートが開始されたと発表しました。CQとARRLは共同声明で、「昨年から進行中のこのプロジェクトの目標は、アマチュア無線家がLoTWでコンファームされた交信をWAZクレジットのためにサブミットできるようにするための適切な技術サポート体制を作ることでした。そして、それが達成されたのです。」と述べました。LoTWは既にCQマガジン社のWPXアワードプログラムをサポートしています。
CQマガジン社のエディターRich
Moseson氏(W2VU)は、次のように述べています。「CQマガジン社のWAZアワードプログラムの参加者が、アワードのクレジットのためにLoTWのコンファメーションを利用できるようになることを非常に嬉しく思っています。CQ WPXアワードに既に参加している方々は、このことが非常に有益であることがおわかりでしょう。さらに、WAZアワードとその多くのバリエーションを追いかけている方々にとっても、同様に役立つことと確信しています。」
ARRLのファーストバイスプレジデントGreg Widin氏(KOGW)もこれに同意して、次のように述べています。「LoTWのユーザーは、LoTWのQSLを使用してWAZアワードを申請したいと、私たちに要望をしてきました。そして今や、WAZクレジットのために、LoTWでコンファームされた交信を選択することができるようになったのです。」
WAZアワードプログラムをLoTWで利用できるようにするためのベータテストは、2017年12月中旬から実施され、LoTWテクニカルサポートチームは、テスターが明らかにした実装上の問題に対処しました。ベータテスターからのフィードバックによって、ドキュメントも改善されました。
LoTWユーザー各々に、WAZアカウントが追加されました。なお、LoTW上でWAZアワードのクレジットを行なう場合、LoTWの標準クレジット費用と、別途CQマガジン社のアワード料金も課金されます。
LoTW - アマチュア無線の交信をコンファームするための、ARRLの電子コンファメーションシステム – 交信をしたアマチュア無線局双方が、ログをシステムにアップロードし、ログ間の一致が確認されると、コンファメーションが提供されます。
CQマガジン社のWPXアワードプログラムは、2012年からLoTW上でサポートされています。
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